奄美大島産パパイヤ
奄美大島産パパイヤ
国内で販売されるパパイヤは、フィリピンとハワイ産が大部分です。
国内産では沖縄産がほぼ80%を占めています。
パパイヤの原産は、中南米地方で16世紀の大航海時代に発見され、世界の熱帯地域に広がったとされます。
日本には明治時代にもたらされ、栽培が始まったと言われます。
輸入が許可されたのは、1968年以降。
この地域では、今のところ・・・昔から畑や屋敷の隅に植えていた
という記憶しかありません。
フルーツ、デザート感覚で食べるというものではなく、
母親がお乳の出が悪いときに食べると良くなるとか、体調が悪いときに食べると元気になるとか・・・、
また日常、野菜代わりに炒め物にするという感じでした。
この地域に古くからあるパパイヤは大きな実のなる果物用のパパイヤではなく小ぶりで白い汁がたくさん出るパパイヤです。
種もたくさん入っていて、その生命力は砂浜でも成長するほどです。
つまりと力栄養分を吸い取る力が強いということでしょう。
そのような植物は、ヨモギなど古くから薬とされてきました。
と同時に常日頃は使用されないため、畑に植えるものではありませんでした。
畑の地力が落ちるとも言われています。
このようなことで食糧に困窮する昔から注目される作物ではありませんでした。
○奄美大島の特産品を目指して
パパイン酵素が豊富な青パパイヤなら奄美大島が一番という事実に着目し
露地栽培で低コスト栽培ができる奄美大島なら激安でお取り寄せできるパパイヤに着目
荒地を開墾するところから始め、
近隣の落ち葉を集め堆肥作りをしたりなど無農薬・有機農法の
自然共生を目指したこだわりの栽培をしています。
またパパイヤは、高齢者でも比較的栽培がやり易いため
集落の活性化にもつながる作物と判断して
今後のために販路を広げるべく頑張っています。
サトウキビ畑への過剰な施肥が海に影響を与えているという学術論文もありました。私どもの畑は、海のすぐそばでこのような影響も考慮し、自然共生農法に取り組むと共にサンゴの保全活動、里海の再生活動にも力を入れています。
このような私共のパパイヤ、奄美大島のパパイヤをよろしくお願いします。
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