戦国時代
戦国時代
いわゆる戦国時代は、北条早雲による下剋上を機に全国に群雄が割拠して始まり徳川家康の江戸幕府をもって終わりとするか室町幕府の崩壊で始まり豊臣秀吉の天下統一をもって終わりとするかは別にして、ここでは、戦国武将の逸話を興味の向くままに記していく
土地は誰のものか
最高権力者がその及ぶ範囲を宣言し国土が決まり国の空間的形が決まる。その時この土地は、民の私のものではなくなる
連なる権力者が領地を主張する
彼らの争いは、やがて強力な征服欲の争いとなり覇権を狙う戦いとなる
一方で自治区を主張する側の戦いとみてよいものもある
隼人の乱、熊襲の乱、アイヌの乱、平将門の乱
惣村、百姓一揆、一向一揆等
反乱から一揆まで逆賊として勝者の歴史に残されてきた
逆賊の中から才あるものが下剋上で覇権を握ったのが豊臣秀吉と言える。この偉大な人物も結局、権威というものを身に付ける為に天皇の権威に頼った。そこが大きな織田信長との違いである。
「豊臣」は下賜された性である
※種子島、屋久島、奄美の権力者も古代に貢物を朝廷に献上し性を賜ったと記録にある
覇権を握ると支配者になるわけで、支配力があるものが覇権を握ると言ったほうが良いかもしれない。
豊臣秀吉は、(石田三成)初めて統一尺度で全国的に検知を行う。「太閤検地」これは、民に任せている土地の管理面積を正確に特定したということである。かくして私たちは、所有しているようで管理を任されているだけの土地に執着するようになった。
戦国時代はまた「商」による「財」が力を持つことをこの国に広く根付かせたとも言える。
つまり平清盛が掌握した交易財という秘密の力に多くの豪族が気づき北条早雲や斎藤道三、織田信長、秀吉など「商」の力を最大限システム化するものが現れた。
西洋においては、フェニキア人による地中海交易
現在の中国の地では「商」という国も存在した
今や世界は、「商」によって動く